クルマde給電 ーヴィークルパワーコネクターを使った接続方法ー
こんにちは、トヨタホーム岐阜(株)です。本日は『クルマde給電』についてご説明させていただきます。
V2Hスタンドやインバーター、そういったものと同じように『クルマde給電』も、車から給電をすることができる方法です。V2Hスタンドでは、プリウスPHV車や完全なEV車からしか電気を取ることができませんが、こちらの『クルマde給電』はPHV車じゃなくても、基本的なハイブリッド車でも電気を取ることができます。
今日はその手順についてご説明をさせていただきます。
今このように電気が、電力会社から買ってる状態なので電気がついていますが、模擬停電という形を行い実際に体験していきたいと思います。
こちらで電源切らせていただきます。
では、今回の場合、停電を私どもがやりますので、こちらの電源を落とさせていただきます。ご覧のように、今電気が消えました。停電の状態です。
停電になりましたら、こちらの『系統電源側』と『外部電源側』と書いてあるこちらのボードを一番下まで、レバーを下ろしていただきます。
では早速外に行って接続の手順をしてみましょう。
今回使用するのが、こちらのAC外部給電システム(ヴィークルパワーコネクター)というものと、もう一つは、ハイブリッド車に接続するために基本的に付いている、こちらの100Vのコンセントです。場所は、各車で確認をお願いいたします。
注意点として、こちら対応車種が限られておりますので対応車種に関しましては、トヨタ自動車のホームページをご覧ください。
今回は、ヴィークルパワーコネクターを使った接続方法をご説明紹介させていただきます。コネクタをご購入いただきますと、こちらのケーブルがございます。ビーグルパワーコネクタの蓋を開けます。中に差込口がございますので、ケーブルを挿入して、蓋を閉めてください。次に車のカバーを開けて左側のコネクタのところに接続をしていきます。一番奥まで、『カチッ』と音が鳴るまで接続をしてください。次にこちらを建物側に接続していきます。
建物側にも差込口がございますので、差し込んでいきたいと思います。しっかりと奥まで差し込んでいただいて、ケーブルの銀色のカバーを回して接続をしてください。
では、これから車の中で操作を行います。車の『始動』のボタンがあると思います。こちらの『パワースイッチ』を2回、ブレーキペダルを踏まずに押します。そうすると、車のディスプレイに『イグニッションON』というモードが表示されます。こちらが表示されたことを確認して、シフトレバーなどは操作をしないでください。
その次はハンドルの操作に入ります。ハンドルボタンの、こちらの『戻る』のマークがございます。こちらを押して表示画面をご覧ください。こちら今表示が出ていると思います。
設定のマークまで移動していただき、下の矢印ボタンを押していただいて、『車両カスタマイズ』のところを選択していただきます。選択していただいた後、『外部級電源供給』というボタンを押していただきます。
画面を見ていただくと、『EV給電モード』と『HV給電モード』という2種類が出ています。『EV給電モード』→車の電気をそのまま送る『HV給電モード』→ガソリンを使った状態で給電をする モードです。各市町村によってはアイドリングストップ条例等などがございますので今回はこちらの『EV給電モード』を行っていきたいと思います。
『EV給電モード』エンジンを作動せずに給電するというこのマークが出ましたら、OKボタンを押していただきます。開始操作でこちら『ヴィークルパワーコネクター』か『外部給電器』の選択画面がございますので、今回は『ヴィークルパワーコネクター』を決定で押します。
操作誘導の画面が出ましたので、ヴィークルパワーコネクターのボタンを2回押します。このボタンを2回押すと、接続部分の右下のランプが緑色の点滅となり、最後に緑色の点灯がしました。これで給電ができているはずですので、おうちの中に入ってみたいと思います。
クルマde給電はV2Hとは違い、1500Wまでの指定回路となっています。ですので、最初の設計段階でどこの部分に電気がつくのか決まっています。今回の場合ですと、リビング全体ではなく、ダイニングテーブルキッチンの部分、こういったところに電気が来るようになっています。
今回ですと、こちら冷蔵庫がくる位置にはこちらの『常用・非常用』と記載してあるシールが貼ってありますが、こういったところからも電気を取ることができるようになっています。ですので、お部屋もある一定の場所で電気がつきますし、コンセントからも電気をとることができますので、携帯の充電やIHヒーターは、こちらのコンセントに接続していただくなどのこともできますので、生活が続けることができるようになっています。
このようにクルマde給電で皆さんのおうちに電気を送ることができるようになっていますので、ぜひともご興味ある方はトヨタホーム岐阜(株)へご連絡いただけたら幸いです。
どうもご視聴ありがとうございました。
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